2012年1月7日土曜日

サーバーの復旧について

その後のサーバーの状況について、現在全力を挙げて正常化に取り組んでいるところです。
しかしながら完全復旧は連休明けになる見通しです。
会員の皆様の中には、この連休中に釣りナビくんスマートフォン版を試してみようと思われていた方も多かった思いますが、誠に申し訳ありません。
次回の皆様の釣行の際には、しっかり役立つサイトとなるよう、努力したいと思います。
その時はまたよろしくお願いいたします。

2012年1月5日木曜日

現在釣りナビくんホームページが表示できません

平素より釣りナビくんをご利用頂き、誠に有難う御座います。
本日の夕方ごろより、弊社が使用しておりますサーバーで障害が発生したため、釣りナビくんホームページが表示出来ない状態となりました。
現在全力を挙げてサーバーの復旧に取り組んでおります。
皆様にはご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。
サイトが復旧するまで暫くお待ちください。

2012年1月1日日曜日

お年玉キャンペーンスタート!!!!

あけましておめでとうございます。
平素より釣りナビくんをご利用頂き、誠にありがとうございます。

さて、前回お知らせいたしました、釣りナビくんお年玉キャンペーンがスタートいたしました。

今回のキャンペーンでは、釣りナビくんスマートフォン版の公開に先立ちって、ベータ版を無料にてご利用いただけるサービスをご提供します。

現在アンドロイドスマートフォンをお持ちの方は、このキャンペーン中にぜひ釣りナビくんスマートフォン版を体験してみてください。
詳しくは釣りナビくんの特集ページにてご覧いただけます。

本年も釣りナビくんをよろしくお願いいたします。



キャンペーンは終了致しました。

2011年12月26日月曜日

スマートフォン版(アンドロイド)のリリースと新年お年玉企画について

今年の初めに、釣りナビくんのスマートフォン版が無料で使えるお年玉キャンペーンを実施いたしましたが、その直後に起きたサーバートラブルにより、キャンペーンが中止となってしまう事態が発生しました。

その節はユーザーの皆様には大変ご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ありませんでした。

そして今回、新しい体制の下、ようやく準備を整えることができましたので、スマートフォン版キャンペーンを再スタートしたいと思います。

現在アンドロイドスマートフォンをお持ちの方(AndroidOS 2.3以上推奨)は、どなたでも無料にて釣りナビくんのスマートフォンベータ版がご利用いただけます。

釣りナビくんのスマートフォン版では、

  • 日本全国の沿岸を網羅した、詳細な海底地形図をスマートフォン画面で見ることができる!
  • 海の上で自分の位置をリアルタイム表示!
  • 魚が釣れたら、すばやくポイント登録!
  • GPS魚探が無くても、登録したポイントまでピンポイントナビゲーション!

等々、海釣りにとっては、とても便利な機能がご利用いただけます。
利用可能な期間は2月8日より2月末日までを予定しております。
是非この期間に釣りナビくんスマートフォン版を体験してみてください。

詳しくは、釣りナビくんウェブサイトの特集ページをご覧になってください。



キャンペーンは終了致しました。


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2011年12月22日木曜日

水中考古学的沈没船調査 ~完結編

今回は前回に引き続き、山形県飛島沖における沈船調査の完結編をお送りしたいと思います。
これまでお待たせして、申し訳ありません。
皆様にお見せすることができる水中の画像を入手しましたので、ようやく発表へとこぎつけることができました。

ではさっそく参りましょう。
本邦初公開!これが山形県飛島沖での水中考古学的沈没船調査の水中画像です。
とくとご覧あれ!


リブリーザーダイビングの機材を装備したダイバーさんが、ポイントに投入したアンカーロープをたどって水中を降下して行きます。


ん?なにやら海底に大きな物体らしきものが横たわっているのがぼやーっと見えます。


海底に着底しました。


ちょっと見にくいですが、ダイブコンピューターが表示している水深は64mです。さすがにスキューバダイビングではこの水深は危険ですね。


謎の巨大物体に向かって移動して行きます。


こっ、これは !? もしや!


やはり、船だー!サイドスキャンソナーの画像そのまんまに、沈没船が海底に鎮座しております。


これがあの勝海舟や坂本龍馬を乗せた第二長崎丸なのか !?
水中スクーターを使って船の周りを調べていきます。


甲板に大きく開いた穴から船倉の中に入ってみましょう。果たしてお宝は?


船の内部はお魚の棲家となっております。メバルやソイ、アイナメなんかが多く見られました。
しかし、中部はことのほかガラーンとしてますね。


もう一回外へ出て他の部分を調べましょう。
すると・・・・、ん!なんか丸い物体が舷側に。甲板上にもなんか見慣れたまーるいモノが。

 

えっ?はっ?たっ、タイヤ・・・・・?


おっと、そろそろ時間切れです。浮上の準備に取り掛かります。


段階的に減圧を繰り返して水面に浮上します。
減圧は2時間にわたります!大変ですね。


 この後、水面に浮上したダイバーさんを回収し、潜水調査が無事終了しました。

そのようなわけで、あの船は歴史的遺物として価値があるものなのか気になるところですが、あのタイヤが全てを物語っています。第二長崎丸は江戸時代に活躍した蒸気船です。その時代にあんな現代チックな車のタイヤが存在していたのでしょうか。

船が岸壁に停泊したり、他の船に横付けする際に、船体が傷つかないよう防舷材として車の古タイヤは今の時代よく使われます。港に行くと、タグボートがタイヤをズラーッと船の横に括り付けているのをよく目にしますね。

このことから、あの船は戦後に沈んだ船だと言うことがわかります。船の中にはエンジンも何もありませんでした。船の中身を全て取っ払った後に海中に投棄目的で沈められた船だったのではないかと思われます。 ちなみに、もう一つのポイントで発見した船も、比較的新しいものでした。

んーっ、残念!やはりそう簡単に世紀の大発見と言うわけにはいきませんね。
気を取り直して、また次の機会に期待したいと思います。
いつの日か、是非皆様に、このブログで発見のご報告をしたいと思います。

ではまた、その日まで。


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2011年11月25日金曜日

水中考古学的沈船調査 ~続き

さて、今回は水中考古学的沈船調査の続編をお送りいたします。

前回では、山形県飛島沖での歴史的遺物である沈没船の調査にサイドスキャンソナーを投入し、船の残骸と思われる姿を捉えたところまでお話いたしました。
今回はダイバーさんに実際に海に潜ってもらい、沈没船の潜水調査に移ります。
サイドスキャンソナーで捉えた画像が本当に古代の沈没船なのか、人の目で確認する作業です。あわよくば、水中考古学における物証として、沈船と一緒に沈んだ歴史的に価値のある物を引き上げてくれれば今回の調査は大成功です。

しかし、ここで一つ大きな壁があります。というのも、この沈船らしき物体の画像を捉えた場所は水深が60m以上あり、普通のダイビングでは安全に調査ができない水深となります。普通のダイビングとはスキューバダイビングのことを指すのですが、スキューバダイビングで作業ができるのは、せいぜい水深50mぐらいまでです。

そこで今回の調査では、リブリーザーダイビングと言う潜水方法を用いることになりました。
このリブリーザーというのは、呼吸排気から二酸化炭素を取り除き、酸素を補って再利用する循環式呼吸装置のことで、減圧が必要な大深度潜水を行うのに適した潜水方法らしいです。

これはもともと、水中での特殊任務を遂行するために軍用として開発されたものらしいです。
この潜水方式では、吐いた息が泡になって水中に出ないので、敵に発見されにくい特性を持ちます。実際にアメリカ軍のNAVY SEALSあたりで使用しているらしく 、ダイバーさんも元自衛隊の方でした。

しかしいかにハイテクな機材を使ったとしても、今回潜る水深での作業では、上がってくる際に水中での減圧時間が3時間以上必要らしく、なかなか過酷な作業となりそうです。

それでも、やはり目指すはお宝発見!いやいや水中考古学的見地からの検証のため、ダイバーさんにはがんばってもらうしかないです。
しかしこのリブリーザーダイビングに必要となる機材はハンパない量です。二人のダイバーさんが使用する分だけでも軽トラ一杯分あります。スキューバダイビングの機材なんてたかが知れているのに、水深が少し深くなるところに潜るとなると、これだけの重装備が必要になってしまうんですね。

しかも、機材の準備にもかなりの時間が必要なようです。ダイバーさんたちが調査前日から準備を開始していたのですが、結構夜遅くまでかかっていたようでした。大深度潜水はやはり危険が付きまとうもの。準備は念には念を入れて行う必要があるのでしょう。

さて調査当日、海のコンディションも悪くなく、さっそく潜水調査の開始です。
果たしてお宝発見になるのか!
詳しい模様は動画にて!



この約3時間後に、浮上を合図するフロートが水面に浮かび上がり、ダイバーさん達の回収に向かいました。
そして、肝心の結果の方はと言うと・・・・。
すみません、肝心の水中の画像もしくは映像がまだ手元にないため、今回はまだアップできません。
手に入り次第、また公開したいと思います。それまでまた少々お待ちください。

いつまで引っぱんだー。ヾ(*`Д´*)ノ"彡


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2011年11月17日木曜日

水中考古学的沈船調査

先日山形県飛島付近の海域でサイドスキャンソナーを使った沈船の調査に参加してきました。
今回の調査は、海底に眠る古代の遺物を発見するための水中考古学調査です。

聞く話によると、この山形県沖に浮かぶ飛島という島の付近の海域は「北前船(きたまえぶね)」と呼ばれた、江戸時代から明治時代にかけて、大阪と北陸や北海道の間を結ぶ、昔の交易船の航路になっていたそうです。

また、飛島には岩山で囲まれた天然の良港があり、海がしけた時などは北前船の避難港として使われていたようです。
しかし、それと同時にまわりには暗礁も多く、操船を誤って座礁、沈没の憂き目に会った船も多くあり、実際この付近の海域からは昔の壷などが底引き網漁船の網に掛かることがあったとのことです。

一方、北前船とは別に、江戸幕府が所有していた第二長崎丸という船も江戸時代末期にこの辺で座礁して沈没したらしいです。
この船は昔イギリスから幕府が購入した蒸気機関で走る鉄製の輸送船で、勝海舟や坂本龍馬を乗せたこともある、歴史的価値が高い船です。

今回からはこの海底に眠る「北前船」か「第二長崎丸」を発見すべく、サイドスキャンソナーを車に積んではるばる山形県まで行った調査の顛末についてご報告したいと思います。

実は今回の調査は2回目となり、1回目の事前調査では、海底のそれらしい影をいくつか捉えておりました。そして、画像解析の結果、船の残骸である可能性が高まり、今回の再調査となりました。

すでに場所は特定しているので、今回はより画像が鮮明に映る方法を使ってのピンポイントでの調査です。
もちろん今回もまた画像を撮るだけではありません。実際その場所にダイバーさんに潜ってもらって、船の残骸を確認し、何か証拠となる歴史的遺物を引き上げてもらおうと言う寸法です。



飛島までは酒田港からチャーターしたボートで向かいました。到着後、早速島の古老に挨拶し、第二長崎丸に関する聞き取り調査を行いました。インタビューしたのは2名で、お二方とも90歳に近いのにまだまだ元気な方達でした。
お二人の話では第二長崎丸が座礁した時、島の人総出で船の中の荷物を陸に引き上げたそうです。その後、座礁していた船は暫く元の位置にあったのですが、ある日嵐が来た時、翌日の朝には第二長崎丸の姿はもうそこにはなかったそうです。きっと強風で沖に流されて海底に沈んだのでしょう。

お二方へのインタビューは別々に行ったのですが、実はお二人が言う座礁した場所が少し食い違っておりました。また、最初の方が言うには、座礁して流された後はどこに沈んだのかは島民にもわからないとのことでしたが、もう一方の方は、流されて沈んだのは今の港があるすぐ近くで、海の上から見える場所であった、そこではアワビが取れるので、子供の頃は良くそこで潜ったとの話でした。
で、その船は今どうなっているのかと聞くと、新しく港を作る時に邪魔だから爆破されたとの驚愕の証言が出てきました。

第二長崎丸が座礁した時はお二方ともまだ生まれてはいなかったし、少々話が食い違うのもさすがにしょうがないと思うのですが、爆破されたと聞いた時は皆少なからずショックを受けました。

しかし、本当にその爆破された船が第二長崎丸だったのか、実は他の船と取り違えているのではないか、それが本当だったとしてもそんな歴史的遺物を爆破するものなのか、いや、昭和の高度成長期ならそれぐらいのことはあっさりやってしまうだろうとか、後で調査メンバーがあれこれ議論するも、やはり真相は闇の中、結局調査してみなければわからない、との結論に落ち着きました。

その後、我々が旅館で晩御飯を食べていると、「当時の北前船はドイツのマイセンの食器なんかも運んでたらしい」とのありがたい情報が旅館のおかみさんからもたらされました。
当時のマイセンと言えば、今では古マイセンと言ってその価値はかなりのものになるはず!こっ、これは一攫千金も夢じゃない!考古学も大事だけど、気分は一気にトレジャーハンター、パイレーツ・オブ・ヤマガタンの気分です。


そして調査当日、勢い勇んで飛島沖へ突撃です!
次の動画が調査の様子です。


そして画像解析の結果、現れた画像がこれです。


キタ━(ノ゚∀゚)ノ━!!
これはたぶん船でしょう。いーや船です、形からして昔に沈んだ船の残骸に違いないはず。
この辺は砂地で回りに岩や根などは見当たりません。砂地の中に何かしら長細い船の舳先とも取れる人工的な構造物がぽつーんと鎮座しております。漁礁とも形が違いますし、戦後この辺に沈んだとされる船の記録もないため一気に期待が膨らみます。
そしてその夜、調査メンバーが協議した結果、やはりダイバーさんに確認してもらうのはこの場所と決め、さらにそれっぽいもう一箇所を追加して、翌日からの潜水調査に望みを賭けることになりました。

そのようなわけで潜水調査の様子はまた次回!果たしてお宝発見になるか!

TO BE CONTINUED



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