2011年4月23日土曜日

釣りナビくんの新機能① ~緊急連絡システム~

釣りナビくんの新たな機能として、緊急連絡システムを組み込みました。

地震や津波などの広域な自然災害が発生すると、携帯電話が繋がらなくなったり、携帯電話のメールが届きにくくなったりします。そのような時でも、「釣りナビくん」の緊急通信機能を使えば、よりスムーズに自分の安否情報と地図上に表された現在地を相手に知らせることができます。


先の震災の時に実際ボートで沖に出てた人の話しを聞くと、地震が発生したことはわからなかったようです。しかし、陸の方を見ると、何箇所からか煙が上がっているのが見えたらしく、これは何かが起きたに違いないと携帯電話を掛けるもまったく繋がらなかったそうです。

これはもちろん陸の上でも同じことで、実際にあの地震のあとにはまったく携帯電話が通じなかったのを皆さんも経験されたのではないでしょうか。なぜ、このようなことが起きるのか、その原因はいくつかあり、通信が集中することによって電話回線パンクすることを防ぐため電話会社が発信制限をかける、地震などによって基地局が壊れたり、回線が分断される、停電などによって基地局が動かなくなる、などの理由によるのだそうです。


「釣りナビくん」の緊急連絡システムは、パケット通信を利用していますので、携帯電話の発信制限が掛けられている状況下でも、どこか近場の基地局が一つでも機能しており、携帯電話のIモードかEZwebに繋がりさえすれば、メッセージをメールで送ることが可能です。

メッセージの内容としては、緊急の場合を想定していますので、伝えたい内容を携帯電話で打ち込む必要をなくし、救助要請または無事であることの旨のどちらかを送信するのみといたしました。

緊急時の安否確認の方法として、NTT東日本・西日本が提供している災害用伝言ダイヤル『171』などがありますが、「釣りナビくん」のシステムでは、自分のいる場所を地図上に表して相手に送ることができます。緯度と経度も表示されますので、一刻を争う救助の要請に威力を発揮します。もちろん、海の上でも、陸の上でも携帯電話が繋がるエリアであれば、どこからでも発信が可能です。

ご利用に当たっては[釣りナビくん]の有料オプション(月額315円)を登録する必要がありますが、登録すればどなたにでもメッセージをメールで送ることができます。もしもの時の保険と考えてみてはいかがでしょうか。



※ この機能は、GPS機能がある機種のみに対応しており(簡易位置情報には対応していません)、また、現在のところ、 iPhoneなどスマートフォンでのご使用もできません。






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2011年4月15日金曜日

“みんなの海図”を公開いたしました

釣りナビくんサイトのリニューアルに引き続き、海底地形図をより大きく、より詳しく見ることができるウェブサイト“みんなの海図”を公開いたしました。


“釣りナビくん”は海底地形図よりも、釣りをより楽しむためのポイント探しやナビゲーション機能に絞った内容となっていますが、今回リリースする“みんなの海図”は純粋に海底地形図を閲覧するためのサイトです。なので、余計な機能もついておらず、マップもサクサク動きます。


海底地形図だけ見れればいいという方は、是非こちらの“みんなの海図”をお使いください。

みんなの海図はこちら: http://mar-nets.com/


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2011年4月4日月曜日

「めじな研究所」所長の釣り日誌⑥
~海底画像で広がる磯釣りの可能性~

こんにちわ、メジナ研究所所長のヒデキです。

今回は、釣りナビくんが提供している海底ソナー画像の磯釣りでの活用法について、少し考えてみたいと思います。

まず、こちらの画像をご覧下さい。


これは南伊豆の石廊崎の「陸の丸島(おかのまるしま)」周辺の海底を、サイドスキャンソナーにより撮影したものです。
真ん中の黒い所は水面から飛び出している所。つまり、磯そのもの。
その周囲は基本的に色の濃淡が濃い方が水深が深い所です。
(基本的にと書いたのは、高い根の影などにより音波が届かなかった場所も磯と同じ様に真っ黒になってしまっているから)
左の方が波模様の様になっているのは、海底が砂地であると思われます。
要するに、海の水を抜いて航空写真を撮ったとイメージして下さい。

こちらに航空写真をトレースしたイラストを用意しました。


これまでのポイント図は、これに想像上の沈み根や、磯の高さを表すような等高線を入れたモノでした。
航空写真がある磯はある程度形が把握できますが、釣りをした経験からのみ書いたポイント図がいかに不正確であったかは、皆さんご存じのことと思います。

もちろん、ポイントは潮流や潮位の影響でポイント図通りにはなりませんから、大きな問題ではありませんが、沈み根の位置や水深は正確に把握出来るに越したことありません。

では次に、このイラストと画像に重ね合わせポイント図を作ってみます。


Aは沖側の本命ポイント。
B,Cがチャカ場。
Dがイシダイ場になります。

私にとって、A~Cのポイントはこれまで経験上想像していた地形とかなり近いモノでした。
ですが、Dのポイントの周りがこれだけ根が複雑に切り立っているとは思っていませんでした。
両角以外は比較的根掛かりもなくドン深だと思っていたのです。
イシダイを狙う場所だという先入観もあったでしょうし、掛かった魚も比較的取りやすかったからです。

逆に自信を深めたポイントがEです。
ここは1の潮が来た時に狙うのですが、この方角の50~60m沖に根があると考えていました。
過去に、ポイントガイドにもそのように書いたことがあります。

2の潮が来た時に狙うポイントFではよくイサキが釣れるのですが、こちらには根も無く潮の釣り場の様ですね。

新しいポイントとして狙ってみたいのがN1とN2です。
ここは今まで狙ったことがありません。

N1は磯から50m程ありますから、狙える条件は限られてしまうかもしれませんが、かなり大きな根ですから期待出来ます。

N2はチャカ場から遠投して狙えそうです。
潮が弛んでいる様な時で、他に望みが薄い時はチャカ場から30~40m遠投して海底付近を狙ってみたいです。

最後に、もうひとつ。
こちらの図は本命ポイントAのアップです。


私は、この場所の海底の形に凄く興味がありました。
それは、浅いタナで食わせた魚や、ある程度の大きさ(40cmぐらいまで)の魚は足下に突っ込むのですが、それより大きな魚を沖で食わせると、その先に張り付く場所が2カ所程あったからです。
仲の良い友人には、「あそこは2枚刃、3枚刃になっている!」と言っていました。
それをポイント図としては、こう表現していました。


随分違いますね(笑)
でも、2枚の画像を重ね合わせてみると謎が解けます。


沈み根と思っていたのは、ハエ根の肩だったのです。
溝が深く入っているので、間違いとまでは言わなくて良いでしょうか。

ここでは大型を取り込むのは非常に難しいのですが、少々イメージすることが出来ました。

さっそく釣りに行きたいと思います。

【取材協力】
●渡船:橋本屋 Tel 0558-65-0108

※今回の画像はテストスキャンのモノです。

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2011年3月30日水曜日

釣りナビくんサイトがリニューアルオープンいたしました

このたび、ようやく釣りナビくんをリニューアルオープンすることができました。やはり釣りナビくんも今回の震災の影響を受け、予定より大幅に遅れての再スタートとなりました。ご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。

また、今回の東北地方太平洋沖地震および三陸地方を襲った津波により、多くの方が被害にあわれました。亡くなられた方々には心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げたいと思います。

今回の大津波は、特に海を生業とする、または生活の一部としている方々に甚大なる被害をもたらしました。このことは釣りナビくんにとっても、日本全国で同じ立場にいる人々にとっても他人事で済まされるものではなく、一歩間違えば同じ被害にあっていたかもしれません。今回の震源地がたまたま三陸地方だっただけで、いつまた同じ災害が他の地域で起こってもおかしくありません。

海は人々に生活の糧を与え、楽しみを与えると同時に、悲しみや苦しみも与えるものだと言うことを今回の震災で痛感いたしました。釣りナビくんはいままで、海をいかに楽しむのかということを目的としてまいりました。しかしこれからは、今回の震災で起こった悲劇を忘れず、海からもたらされる災難をいかに回避するか、このことを常に念頭におき、よりよいサイト作りを進めていく所存であります。

次回からは、新しくなった機能について、説明したいと思います。
今後とも釣りナビくんをよろしくお願いします。

最後に、あらためて被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、1日も早く復興できることを心よりお祈りいたします。

釣りナビくんスタッフ一同


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2011年3月9日水曜日

お知らせ:釣りナビくんサイトがリニューアルします

サイトリニューアルと新機能について

前回もお知らせいたしましたが、このたび釣りナビくんのサイトを全面リニューアルすることになり、今月の15日から再スタートを切ります。

釣りナビくんが運営を開始してから、これまでに関係者の方々やユーザーの皆様から、サイトに対するご意見やご要望をいろいろといただきました。

できるだけ皆様のご要望に答えるため、我々スタッフも一丸となり、ない知恵を絞りつつ日々改良を重ねてまいりました。
そして、ようやく今回のリニューアルへとこぎつけることができました。

これまでに皆様から多くご指摘を頂いた点は、パソコン画面でのサイトの表示、特にマップ表示が遅いという点でした。
今回はこの点を改善させるため、サーバーをクラウド型に移行し、余分な機能をはずして、スピード第一に画面構成を変えました。

その結果、従来のものよりスピードが向上し、マップのスクロールなどもサクサク動くようになったのではないかと思います。

新しいサイト画面
                                      
また、サイトのリニューアルに加え、携帯電話で使える機能も増やし、釣り場での使い勝手もかなり良くなりました。

これまでなかったマップ画面でのスクロール機能が加わり、それ以外にも、現在位置中心、目的地中心、現在位置と目的地の両方、これら3つのマップ表示機能を追加いたしました。

また、これまで目的地の登録はパソコンでしかできませんでしたが、携帯電話でもできるようになりました。

この機能があれば、魚が釣れたその場所をすぐに目的地登録することができるので、時合いが変わって他のポイントへ移動した後でも、もとの場所に戻ろうと思えば簡単に戻ることができます。

携帯電話の新しい機能

これ以外にも、前回お知らせしたように、携帯電話の画面でも海底のソナー画像を見ることができるようになり、この機能を使えば、今釣っている場所の真下を、まるで干上がった海の底を写した航空写真のように見ることができます。

いかがでしょうか。釣りナビくんはこれからも皆様のお声を取り入れ、改善すべき点にはどんどん手を加えていきたいと思いますので、ご意見ご要望がございましたら、釣りナビくんまで是非ご連絡下さい。

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2011年2月27日日曜日

お知らせ:携帯電話サービスの新機能について

携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島の釣りポイント、サバ根)


まだ、テスト中ですが、携帯電話の画面で海底ソナー写真が表示できるようになりました。

GPS機能が使える携帯電話を利用すれば、自分のボートの真下や、堤防、磯など、自分の足元の海底を画像で見ることができるようになります。

当初、携帯電話での表示スピードや画像の解像度を心配していましたが、問題なく綺麗に表示されます。
特に、最近の携帯電話の画面では、パソコンなみに鮮明な画像が表示ができるようです。

現時点で、海底ソナー写真を釣りナビくんで見られる海域は、三浦半島沿岸海域の一部、東京湾の一部の防波堤周り、山形県飛島周辺に限られていますが、今後、徐々に掲載海域を増やしていきたいと思っています。

このサービスは、現在の「釣りナビくん」サイトがリニューアルされる3月中旬からの開始を予定しています。
現段階では、IPhone等のスマートフォンには対応しておらず、一般の携帯電話のみ使える機能ですが、出来るだけ早いうちにスマートフォンでも使えるようにする予定です。

また、バスフィッシングのために、芦ノ湖の湖底ソナー画像も掲載する予定です。
もしバスやトラウトフィッシングでのご要望が多ければ、他の湖でも対応していきたいと思っております。

なお、3月25日から27日に横浜で開催される国際フィッシングフェスティバル(フィッシングショー)に釣りナビくんも出展します。
場所はT-17ブースです。
皆様のご意見やご要望を直接お聞き出来る良い機会と思っておりますので、ぜひ、お立ち寄りください!コラボなどもぜひ提案ください!


携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島、釣りポイント、サバ根)1

携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島、釣りポイント、サバ根)2

携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島、釣りポイント、サバ根)3

携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島、釣りポイント、サバ根)4

携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島、釣りポイント、サバ根)5

携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島、釣りポイント、サバ根)6
携帯画面で見る海底ソナー画像(三浦半島の釣りポイント、サバ根)
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2011年2月18日金曜日

釣りガール

今回は、釣りナビくんのパンフレット作成のため、マスコットガールのレイナちゃんにご登場願いました。

当日は雲一つなくよく晴れていたのですが、典型的な冬型気圧配置により、北西の強風が吹くあいにくの天気。
とりあえずは、千葉県にある稲毛海浜公園へと写真撮影に向かいました。

この公園には沖に伸びた長い突堤があり、この辺では有名な波止釣りポイントのようです。
この日は日曜日と言うこともあってか、強風にもかかわらず、突堤からは数多くの竿が林立しておりました。

この海浜公園、位置的には東京湾の湾奥になりますが、結構魚影は濃そうです。
型の良いカレイやセイゴなど、釣り客の皆さんはそれなりに釣果を上げていました。
そこで、すかさず交渉役のおネエ様が「お魚貸してくださーい」とお願いしたところ、気持ちよく了解していただきました。

さっそく撮影開始。

生きた魚を持つ手が少々おっかなびっくりでしたが、あたかもレイナちゃんが釣ったようないい写真が取れました。


釣竿を持つ姿も決まってますね。


最後にみんなで記念撮影。


今年は釣りガールの年らしいですが、レイナちゃんにもがんばって立派な釣りガールになってもらいたいものです。
で、いままでの魚釣りの経験を聞くと、ゲームセンターの釣りゲームはやったことがあるとのこと。
今時のゲームセンターには、魚がかかるとぐいぐい引っ張る体感型の釣りゲームがあるそうな。
結構引くのでとても面白かったそうです。

んーっ、次は是非リアルなやつを一匹釣りましょー。
きっともっと面白いよ!

最後にヨットを背景におまけショット。


この日の稲毛海浜公園の突堤



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