「釣りナビくん」WEBサイトでは、海底地形図や海底写真などの地形情報に加え、海況情報も提供していきます。
現在は、MODIS (MODerate resolution Imaging Spectroradiometer、中分解能撮像分光放射計)で取得した海面水温と海色(クロロフィルa濃度)の衛星画像もマップ上に表示できます。
海水の温度が釣果を左右する重要な指標であることは、釣り上級者の方はよくご存じのことと思いますが、イワシやサバなどの青物の漁場は海色とも密接な関係があることが分かっています。
例えば、鹿島灘及び犬吠埼沖では海色フロント付近にマサバの漁場が形成されるようです(2006年、茨城県水産試験場)。
青物を狙うボート釣りファンの皆様には「釣りナビくん」の提供するMODISの最新水温と最新プランクトン(海色)情報は参考になるのではないでしょうか。
① MODISで取得した海面水温の衛星画像(九州南部海域、2010年11月1日)
② MODISで取得した海色(クロロフィルa濃度)の衛星画像(九州北部海域、2010年11月1日)
* 水産資源の保護や安全のため、以下のサイトを参考に、釣りのルールやマナーを守りましょう。
水産庁(http://www.jfa.maff.go.jp/j/yugyo/)
海上保安庁(http://www.kaiho.mlit.go.jp/)