2010年12月22日水曜日

みんなで作る海底地形図②

前々回、「みんなで作る海底地形図」として、GPSおよび測深データをSDカードに記録することができる魚探をお持ちの方々に、釣行時に保存したデータを、釣りナビくん事務局までご送付頂ければ、より詳細な海底地形図を釣りナビくんでご覧頂けるとお願いいたしました。

現在のところ、「みんなで作る海底地形図」プロジェクトに対応する魚探として確認が取れているものは次の魚探が挙げられます。


米国LOWRANCE(ローランス)社
米国EAGLE(イーグル)社
HDS-10
HDS-8
HDS-7
HDS-5
LMS-525CDF
LMS-520C
LCX-27C
LCX-37C
LCX-25C
LCX-19C
LCX-18C
LCX-15CI
LCX-16CI
LCX-17M
LCX-15MT
LMS-332
LMS-330C
Fish Elite 640C
Fish Elite 500C
Fish Elite 480
Fish Strike 2000C
Fish Strike 1000C
Sea Charter 640C
Sea Charter 500C
Sea Charter 480DF
Sea
Champ 2000C DF
Sea Champ 1000C DF



これらの魚探ではDr.Depth と言うソフトを使えば、測深した海域の海底地形図を作ることができますが、釣りナビくんでは、これら魚探により実測された最新版のデータを、日本全国の海底地形図の等深線に連続した形で、随時上書きしていくことができます。


その他、SDカードにデータを保存できる魚探を製造しているメーカーには、米国のHUMMINGBIRD社製のものがありますが、現在のところ、取り出したデータをうまく変換できるかどうかは未確認です。

また、国内メーカーでもFUSO等が同機能の魚探を作っておりますが、国内メーカーのものに関してもまだ確認が取れておりません。確認が取れ次第、当ブログにて順次発表していきたいと思います。





にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ

2010年12月12日日曜日

ポイント探しは海底地形図から

ボート釣りに出かける前に、海底地形図を見ると、だいたいの釣りポイントの目安をつけることができます。

魚の集まらない場所で長時間ボートを流していても、釣果は上がりません。

海底地形図には等深線が細かく書き込まれていて、海底の起伏が読み取れるようになっています。陸上地図の等高線はなじみが深いと思いますが、それで山や谷を読み取るのと同じです。

この等深線から、海の中の山や谷、丘や台地のようなところ、また、坂の傾斜の度合いやその変化の度合いなど、海底の地形が分かってきます。

多くの魚は基本的に、海底が起伏に富んだ岩礁帯や岩肌が露出した急傾面などに集まります。そのような場所には小魚の餌になるプランクトンや生物が多く集まり、小魚を餌にする大型魚も集まるからです。

それでは、具体的に海底地形図から岩礁帯を探し出すには、どうしたらよいでしょう。

まず、等深線の込み入った急斜面を見つけましょう。潮の流れのはやい急斜面には泥や砂などの堆積物が少ないはずですから、岩肌が露出している岩礁帯となっている可能性が高いはずです。

そして、その込み入った等深線が同心円のようになっていれば、それは岩山のような場所、つまり、「根」と呼ばれる絶好の釣りポイントになります。

いずれにしても、海底地形図から、等深線が込み入っている場所をたくさん見つけて「釣りナビくん」のウェイポイントとして登録しておいてください。

それらの場所は、一度は試してみる価値のある場所です。釣り雑誌には紹介されていなくても、海底地形図から自分だけのポイントを発見することもできるでしょう。

そして、実際に海に出たら、携帯電話GPSの「釣りナビ」機能で、それらのポイントへ行って釣りをしてみてください。必ず、釣果に違いが出るはずです。

下図は長井沖の海底地形図ですが、これを使って、詳細な等深線から読み取れる釣りポイントと思われる場所をいくつか探してみましょう。

上述したように、図中の①は、絶対押さえておきたい「根」と思われる場所です。「根」の周りには、カサゴなどの根魚やマダイなどの中層魚が集まり、「根」の上にはワラサやヒラマサなど青物が回遊してきます。

②のような等深線が込み入った急斜面も魚が集まる可能性が高いので、ぜひ試してみたい場所です。

③のように等深線の変化の激しい場所も釣りポイントとして見逃せません。

逆に④のような等深線の幅が広く平たんと思われる場所は、魚が集まる可能性が低いので避けたほうがよいでしょう。

海底地形図を利用することで、みなさんの釣果が上がることを期待しています!!

海底地形図の見方
 
海底地形図で釣りのポイント探し
 

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ

2010年12月10日金曜日

みんなで作る海底地形図①

ローランス魚探のように最近の魚探の中には測深データをSDカードに記録する機能を持っている機種があります。

「釣りナビくん」調査隊は、この魚探を使用して、沿岸のボート釣りファンにより役立てもらえるように、海底地形図の改良に挑戦しています。

さて、以下の二つの海底地形図を比較してみてください。釣りのポイントになる「根」や傾斜など地形の変化のある場所をよりたくさん見つけることのできるのはどちらの地形図でしょうか?

その差は明らかです。日本全国沿岸の海底地形図を改良したい!「釣りナビくん」スタッフの夢のひとつです。

あなたのホームグラウンドの実測海底地形図を「釣りナビくん」マップ上にアップして釣りポイント探しのツールにしてみませんか。

ローランス魚探を持っている方の協力を得られれば幸いです。「釣りナビくん」WEBサイトの問い合わせメールからご連絡ください。

三浦半島長井沖_編集前

神奈川県三浦半島長井沖海底地形図(オリジナル)

三浦半島長井沖_編集後

神奈川県三浦半島長井沖海底地形図(魚探の実測水深データを適用後)


にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ

2010年12月5日日曜日

ボート野郎! ぐりの釣行記⑤

館山湾で大鯛浮上

12/4(土曜)
前日までの爆弾低気圧の影響も嘘の様に静まり。。。

それでも少し波っけが残って、出船は八時頃になりましたが、気持ちの良いそよ風が吹く、館山湾にレンタル船外機で出撃です。

館山は千葉の最南端ですが、館山湾は北に受けた内海、昨日は西~南の風だったので、殆ど影響もなく釣りには最高の一日となりました。

遠く三浦半島越しに富士山もくっきり、なんとも絶景、こんな日は海に浮かんでいるだけでも癒されると言うものです。

二隻の船外機に仲間七人が分乗して、こちらは三人。
先ずはスパイラルにてお約束のアオリイカ狙い。

時化後の為か、中々釣れず、、、苦戦しましたが、深い場所に小魚の反応を見つけ、重点的に流して同乗の仲間がバタバタと五杯程獲りました。

そして更に沖に出て、今度はひとつテンヤお魚狙い。
マダイ、ハタ、カサゴやアマダイと言う美味系を狙います。

カワハギやタマガシラ、イラと狙いとは違うゲスト達が賑やかで餌の消耗が激しく、更に沖の深い場所に場を移しての一流しめ、ドラマは起きました。

相棒、小林の竿をガツンと止めた、そいつは傍から見てもかなりの大物を予想させます。
ときおりジーッ、ジジッーッとリールのドラグを滑らせ、糸をひきだされの一進一退。

20分程のやりとりだったか、そいつは白いシルエットを滲ませながら、、、深い海からボーっと浮いて来ました。

鯛だ鯛、で、デカイぞっ。。。
果たしてタマ網に収まった巨躯は、体長76cm、重さ5.45kgの大鯛です!

がっちりと握手を交し、同乗の三人で祝福しあいました。
トロフィーサイズです。。。

僕自身は、貧果でしたが、船長として色んなポイントを探しまわり、
釣らせたと言う気概と、仲間の釣り運に感謝の一日、楽しく最高な休日でしたよ。。。

By ぐり
2010/12/05


デカマダイ、捕獲せり!!


館山湾釣りポイント


にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ