釣りナビくんの新たな機能として、緊急連絡システムを組み込みました。
地震や津波などの広域な自然災害が発生すると、携帯電話が繋がらなくなったり、携帯電話のメールが届きにくくなったりします。そのような時でも、「釣りナビくん」の緊急通信機能を使えば、よりスムーズに自分の安否情報と地図上に表された現在地を相手に知らせることができます。
先の震災の時に実際ボートで沖に出てた人の話しを聞くと、地震が発生したことはわからなかったようです。しかし、陸の方を見ると、何箇所からか煙が上がっているのが見えたらしく、これは何かが起きたに違いないと携帯電話を掛けるもまったく繋がらなかったそうです。
これはもちろん陸の上でも同じことで、実際にあの地震のあとにはまったく携帯電話が通じなかったのを皆さんも経験されたのではないでしょうか。なぜ、このようなことが起きるのか、その原因はいくつかあり、通信が集中することによって電話回線パンクすることを防ぐため電話会社が発信制限をかける、地震などによって基地局が壊れたり、回線が分断される、停電などによって基地局が動かなくなる、などの理由によるのだそうです。
「釣りナビくん」の緊急連絡システムは、パケット通信を利用していますので、携帯電話の発信制限が掛けられている状況下でも、どこか近場の基地局が一つでも機能しており、携帯電話のIモードかEZwebに繋がりさえすれば、メッセージをメールで送ることが可能です。
メッセージの内容としては、緊急の場合を想定していますので、伝えたい内容を携帯電話で打ち込む必要をなくし、救助要請または無事であることの旨のどちらかを送信するのみといたしました。
緊急時の安否確認の方法として、NTT東日本・西日本が提供している災害用伝言ダイヤル『171』などがありますが、「釣りナビくん」のシステムでは、自分のいる場所を地図上に表して相手に送ることができます。緯度と経度も表示されますので、一刻を争う救助の要請に威力を発揮します。もちろん、海の上でも、陸の上でも携帯電話が繋がるエリアであれば、どこからでも発信が可能です。
ご利用に当たっては[釣りナビくん]の有料オプション(月額315円)を登録する必要がありますが、登録すればどなたにでもメッセージをメールで送ることができます。もしもの時の保険と考えてみてはいかがでしょうか。
※ この機能は、GPS機能がある機種のみに対応しており(簡易位置情報には対応していません)、また、現在のところ、 iPhoneなどスマートフォンでのご使用もできません。
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