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釣りマップでは、以下にある釣りに役立つマップ情報が表示できます。
① 海底ソナー画像
② 海底地形図
③ 最新海水温分布図
④ 最新プランクトン濃度分布図
⑤ 根や瀬の位置
①の海底ソナー画像および、②の海底地形図については以前にもご紹介したのでここでの説明は省きます。
③の最新海水温分布図と④の最新プランクトン濃度分布図についてですが、これらの情報は衛星画像を元に「釣りマップ」上にわかりやすく色別で表しています。
海水温分布図
ちょっと難しくなりますが、衛星画像とは以下のことらしいです。
- 「衛星画像とは、地球観測衛星である「テラ」および「Aqua」に搭載されている可視・赤外域の放射計MODIS (MODerate resolution Imaging Spectroradiometer)により、地表、大気中微粒子および大気からの放射を観測して、地球環境に関する諸量を求めて作成した画像です。」
最新海水温分布図は海面水温を表しており、最新プランクトン濃度分布図は海色(クロロフィルa濃度)を表しています。両者共に毎日更新されます。表示される最小単位は約1.1km四方となっていますので、拡大していっても、かなり細かいところまで水温と海色の分布図をご覧頂くことができます。ただ、雲の影響を受けやすいので、天気が悪いエリアは表示されないことがあります。
海水温は潮回りと同様、釣果を左右する重要な要素です。
海水温は潮回りと同様、釣果を左右する重要な要素です。
カツオやブリ、カンパチなどの回遊魚は、自分に適した水温を求めて移動します。春から夏にかけて、暖かい海水域は南からとだんだんと北上していきます。回遊魚も暖かい海水と共に移動します。海水温の変化がわかれば、「そろそろあのポイントに青物の群れがやってきそうだ」なんて、予想を立てやすくなりますね。
また、回遊魚ではない、根付きの魚なんかも水温の変化には敏感で、ダイレクトに魚の活性に影響します。
魚にとって、活発になる、すなわち食欲が出てくる水温の範囲というのがあって、その水温から下がる、もしくは超えたりすると、とたんに魚はエサを食べなくなることがあります。特に水温の急激な変化には弱く、過去2、3日の間に急に水が冷たくなったりした時は、釣果も渋くなる傾向にあります。
プランクトン濃度は、海水の栄養分や海水の濁りぐあい(明るい潮や暗い潮)を示しているので、海水温と同じく、魚の活性や移動を予測するための指標となります。
よく釣り船の船頭さんが「今日は暗い潮が入って来てるから、どうかな~」なんて言うのを聞いたりしますが、潮の濁り具合に敏感な魚もいますので、狙う魚によっては潮の色も考慮に入れておくと、きっと良い釣果に繋がると思います。
そのようなわけで、釣行の前には「釣りナビくん」の釣りマップの最新海水温、最新海色分布図をチェックしましょう!
⑤根や瀬の位置に付いての解説は、また次回に。
Docomoスマートフォン対応はいつ頃でしょうか?
返信削除時期については、今のところ未定です。なるべく、早い時期にと思っています。
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