2011年1月12日水曜日

レンタルボート店探訪 2
~三浦半島・葉山 葉山釣具センター~

 
今回は三浦半島の葉山にある、レンタルボート店の中でも有名な葉山フィッシングセンターにお邪魔してきました。
レンタルボート釣りのメッカである三浦半島でも、冬季は休業されるお店が多いのですが、こちらは周年営業されています。

訪問した日は風が強かったのですが、連休の最終日もあって、レンタルボートで出船されているお客さんが何組かおられたようです。
しかしながら時間とともに北風が強く吹きはじめ、ご主人曰く「今日は早めに撤収かな」とのことでした。

こちらの釣りエリアは、三浦半島の付け根あたりの西側に位置しているため、基本的に東風や北風には強いのですが、この季節にありがちな強い北風や北西の風が吹くと、やはりボート釣りには厳しく、出船中止となる日が多いようです。

それでも、曳舟サービスもあり、また、ご主人のお客さんに対する「釣らせたい」強い思いもあってか、この季節でも足繁く通われるお客さんで、お店はいつも活気があります。

今の季節の釣りものは、アオリイカやカレイ、ヒラメ、カワハギなどで、この日も良型のヒラメがあがっていたようです。

こちらは手漕ぎボート他、船外機付きのボートの貸し出しも行っています。
最近の釣果やボートレンタルのシステムについては、お店のHPに詳しく書かれていますのでこちらをご覧になってください。

葉山釣具センターHP: http://www.super-fishing.com/

釣りナビくんの無料/有料会員サイトにも、hfcのユーザー名で、葉山釣具センターさんの釣果が投稿されていますので、よろしければそちらもご覧になってください。


葉山釣具センターご主人の水留氏



少々荒れ模様な葉山沖


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2011年1月9日日曜日

レンタルボート店探訪 1
~ 内房 岩井・山正丸 / 館山・アジロボート ~

2011/01/08 

今日は、千葉内房のレンタルボート店さんの中から、館山のアジロボートさんと岩井の岩井ボートさんを訪問してきました。この日は、晴天で風もなく、釣りには絶好のコンディション。

アジロボートさんは船外機付きレンタルボート店として有名です。20隻以上の船外機付きボートを所有しているということでした。現在はアオリイカ、カワハギなどが釣れているようです。

また、船着き場の防波堤は、家族連れの釣り客でにぎわっていました。アオリ狙いのエギングをしている人の姿も多いようです。この日の海の透明度はとても高く、海底の海藻まで、よく見えていました。

岩井の岩井ボートさんは船外機付きと手こぎレンタルボート店として有名です。当日、沖に見えていたボートではサバが爆釣との連絡が入っていました。

このシーズンはアオリやカワハギが釣れるそうです。また、高価なシロアマダイも時々釣れるらしい。そのシロアマダイの写真を見せてもらったが見事でした。

帰り道に寄った勝山にある防波堤。多く釣り客でにぎわっていました。沖アミを餌にメジナを狙っている人が多いようです。

海はベタ凪、上げ潮時、夕方の沖に見える島も美しく、ちょっと幸せを感じる時間が経過して行きました。


アジロボートHP: http://www.ajiaji.net/fishing/

山正丸岩井ボート店HP:http://www.h6.dion.ne.jp/~iwaiboat/



By 釣りナビくん調査隊

千葉県房総半島舘山の釣りポイント
館山アジロボートさんの船外機付きレンタルボート

千葉県房総半島岩井の釣りポイント
岩井ボートさんの手漕ぎレンタルボート

千葉県房総半島鋸南の釣りポイント
勝山の堤防の釣り人


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2011年1月2日日曜日

海底地形図で釣りを科学する!(神奈川県三浦半島観音崎の釣りポイント)

釣りを科学する!なんて、大袈裟かもしれませんが、どうしたら狙った魚が釣れるのか、いろいろなデータを使って考え始めると・・・楽しくて、ハマります。

カギを握るデータには、天候や水温、潮汐などの環境データ、魚の生態や生物学的なデータ、そして、海域の地形データがあります。

このうちの地形データを使って魚の集まる場所、つまり、釣れる可能性が高そうな場所を科学できないだろうか。「釣りナビくん」の最初の目的です。

その情報源が海底地形図です。航海用の海図と異なり、より詳細な等深線で書かれているので海底の形状が推定できます。

ただ、現在使われている海底地形図は、水深の観測点が少なく、目安としては使用できても、沿岸のボート釣りには、まだ不十分です。

そこで、「釣りナビくん」海底地形図にさらに魚探で測深したデータを取り込んで、改良して行きたいと思っています。現在まで、神奈川県三浦半島の沿岸はだいたいカバーしてきました。

下図は、「マイ海図」の友(とも)さんに提供していただいた魚探の測深データを基に改良した三浦半島観音崎沖の海底地形図です。観測点が多いので、実にリアルです!

今回は、この海域の海底地形図から魚が集まりそうな場所を科学してみましょう!

以前のブログでも説明したように、「根」「急斜面」「込み入った等深線」といった魚の集まる場所のキーワードを思い浮かべて海底地形図を見てみましょう。

そのような場所に三角形のマークをつけてみました。いずれも根周りで、等深線の幅が狭くなっているので急斜面の岩場が想像できます。水深20mくらいの根の淵から一気に水深40m以上に深くなっています。

さて、実際はどうでしょうか?! この辺で釣りをした経験のある方のコメントをお待ちしています。

観音崎(釣りポイント)
海底地形図でポイント探し(三浦半島観音崎沖)


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海底地形図の改良:千葉県内房、金谷沖の釣りポイント「根」

釣りナビくん調査隊報告

「釣りナビくん」WEBサイトでは、釣りに使える海底地形図の提供を目指して、魚探の測深データや皆様からの情報を現在の海底地形図上に反映させていきたいと考えています。

以前、Twitter上で、千葉県内房の金谷沖の海底地形図で確認できる3つの根の名前をお尋したところ、フォロアーのmiracle_fisherさんから、①ゾー根 ②オッカブ根 ③金谷ノ前根、ではないかと情報を頂きました。

miracle_fisherさん、有難うございました。

海図(海底地形図):千葉県、内房、金谷沖の釣りポイント「根」
千葉県内房金谷沖の海底地形図で確認できる3つの根
 


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2011年1月1日土曜日

千葉、花見川河口の堤防釣り

2010/12/31 釣りナビくん調査隊の調査報告

大みそかの夕方、家の掃除が終わり、天気がよかったので、近くの堤防で釣果情報収集。

ちょうど夕日が水平線に沈む時刻、天気が良かったこともあり、たくさんの人がカメラを持って堤防付近の美浜大橋に集まっていた。

ただ、堤防で釣りをしている人の数は少なく10人程度。やはり、釣りには、ちょっと寒いな。

釣り人が狙っているのは、この辺でよく釣れるフッコ。ひとりでたくさんの竿を置いてあたりを待っている。

日没まで、見学していたが、釣果なしでした。

千葉、美浜大橋から見た夕日(2010年大みそか)
美浜大橋から見た2010年最後の夕日
千葉、花見川河口近くの防波堤釣り
花見川河口近くの防波堤釣り(フッコ狙いの釣り人)

 

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2010年12月22日水曜日

みんなで作る海底地形図②

前々回、「みんなで作る海底地形図」として、GPSおよび測深データをSDカードに記録することができる魚探をお持ちの方々に、釣行時に保存したデータを、釣りナビくん事務局までご送付頂ければ、より詳細な海底地形図を釣りナビくんでご覧頂けるとお願いいたしました。

現在のところ、「みんなで作る海底地形図」プロジェクトに対応する魚探として確認が取れているものは次の魚探が挙げられます。


米国LOWRANCE(ローランス)社
米国EAGLE(イーグル)社
HDS-10
HDS-8
HDS-7
HDS-5
LMS-525CDF
LMS-520C
LCX-27C
LCX-37C
LCX-25C
LCX-19C
LCX-18C
LCX-15CI
LCX-16CI
LCX-17M
LCX-15MT
LMS-332
LMS-330C
Fish Elite 640C
Fish Elite 500C
Fish Elite 480
Fish Strike 2000C
Fish Strike 1000C
Sea Charter 640C
Sea Charter 500C
Sea Charter 480DF
Sea
Champ 2000C DF
Sea Champ 1000C DF



これらの魚探ではDr.Depth と言うソフトを使えば、測深した海域の海底地形図を作ることができますが、釣りナビくんでは、これら魚探により実測された最新版のデータを、日本全国の海底地形図の等深線に連続した形で、随時上書きしていくことができます。


その他、SDカードにデータを保存できる魚探を製造しているメーカーには、米国のHUMMINGBIRD社製のものがありますが、現在のところ、取り出したデータをうまく変換できるかどうかは未確認です。

また、国内メーカーでもFUSO等が同機能の魚探を作っておりますが、国内メーカーのものに関してもまだ確認が取れておりません。確認が取れ次第、当ブログにて順次発表していきたいと思います。





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2010年12月12日日曜日

ポイント探しは海底地形図から

ボート釣りに出かける前に、海底地形図を見ると、だいたいの釣りポイントの目安をつけることができます。

魚の集まらない場所で長時間ボートを流していても、釣果は上がりません。

海底地形図には等深線が細かく書き込まれていて、海底の起伏が読み取れるようになっています。陸上地図の等高線はなじみが深いと思いますが、それで山や谷を読み取るのと同じです。

この等深線から、海の中の山や谷、丘や台地のようなところ、また、坂の傾斜の度合いやその変化の度合いなど、海底の地形が分かってきます。

多くの魚は基本的に、海底が起伏に富んだ岩礁帯や岩肌が露出した急傾面などに集まります。そのような場所には小魚の餌になるプランクトンや生物が多く集まり、小魚を餌にする大型魚も集まるからです。

それでは、具体的に海底地形図から岩礁帯を探し出すには、どうしたらよいでしょう。

まず、等深線の込み入った急斜面を見つけましょう。潮の流れのはやい急斜面には泥や砂などの堆積物が少ないはずですから、岩肌が露出している岩礁帯となっている可能性が高いはずです。

そして、その込み入った等深線が同心円のようになっていれば、それは岩山のような場所、つまり、「根」と呼ばれる絶好の釣りポイントになります。

いずれにしても、海底地形図から、等深線が込み入っている場所をたくさん見つけて「釣りナビくん」のウェイポイントとして登録しておいてください。

それらの場所は、一度は試してみる価値のある場所です。釣り雑誌には紹介されていなくても、海底地形図から自分だけのポイントを発見することもできるでしょう。

そして、実際に海に出たら、携帯電話GPSの「釣りナビ」機能で、それらのポイントへ行って釣りをしてみてください。必ず、釣果に違いが出るはずです。

下図は長井沖の海底地形図ですが、これを使って、詳細な等深線から読み取れる釣りポイントと思われる場所をいくつか探してみましょう。

上述したように、図中の①は、絶対押さえておきたい「根」と思われる場所です。「根」の周りには、カサゴなどの根魚やマダイなどの中層魚が集まり、「根」の上にはワラサやヒラマサなど青物が回遊してきます。

②のような等深線が込み入った急斜面も魚が集まる可能性が高いので、ぜひ試してみたい場所です。

③のように等深線の変化の激しい場所も釣りポイントとして見逃せません。

逆に④のような等深線の幅が広く平たんと思われる場所は、魚が集まる可能性が低いので避けたほうがよいでしょう。

海底地形図を利用することで、みなさんの釣果が上がることを期待しています!!

海底地形図の見方
 
海底地形図で釣りのポイント探し
 

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